ゆっくりと過ごせた年末年始の休暇も今日で終わり、明日からの奮闘を誓うお~ふぁくとりーです。
皆さんこんばんは。そしてこんにちは。
先日、家族とイオンの中にある雑貨屋さんに行った時のこと。
雑貨屋さんなのでほんとに多種多様な物が置いてあります。お料理グッズやお風呂グッズ、食器や家電やこどものおもちゃ。
見ているだけでも楽しいものです。
家族は思い思いに好きなところへと見に行きました。僕はというと文房具コーナーが好きなので、いつものように文房具コーナーへと足を運びました。
ちょうど目線に入りやすい高さのところには沢山の種類のボールペンが置いてあり、ボールペンをぼんやりと眺めていました。
そして次に、ボールペンの書きやすさを試す為のメモ用紙が目に入りました。
小さなメモ用紙には、たくさんの試し書きがびっしりと残されていました。
書く際に最もポピュラーなのが平仮名のあや数字などですかね。試し書きなので適当な平仮名やカタカナや漢字などがほとんどなんですけど、よく見てみると誰に宛てたものなのかメッセージが書かれていることに気付きました。
今日という日に…
今日という日にカンパイ
「遊び心なのかな?何か嬉しいことがあったのかな??」
自然と笑みがこぼれる。(^^)
ちょっとだけ興味が湧いた僕はメモ用紙をめくり2枚目を見てみた。
白紙だ…
そうだよな。試しに書くだけなんだからわざわざめくってまで書かないよな…
そこでめくるのをやめておけばよかったのですが、無意識にまためくると…
「おっ 書いてあるぞ。何々…」
そして見てしまった。
ページをめくったそこには
"助けて 死にたい"
と書かれていた… とても小さな字で。
ページをめくればめくる程、人の目につく可能性も低くなっていくのだろう。
そして3枚目であれば誰も見ないだろうと思ったのであろうか?
でもこれはある意味苦しい本音を書いたものなのではないだろうか?と僕は思った。
世の中には人には言えない悩みを抱えた人達が沢山いるのだな。
今日という日にカンパイ♪というとても微笑ましいメッセージからの死にたいという重い言葉に、一瞬にして気分が下がり文房具コーナーを後にする。
夏休みや冬休みなどの長期休暇が終わってしまうと、誰だって憂鬱なものだし逃げ出したくなるものですよね…
現実世界から逃げ出そうと自殺してしまう人が増える時期なのもわかります。
でも僕は、自ら死ななくても産まれてきた以上いつかはその時が来ることなので、ふと冷静に心を落ち着かせてほしいと願います。
どうしても学校や職場に行きたくないのであれば、いっそのこと逃げてしまえぱいいと思います。後先のことなど一切考えずに。
生きるか死ぬかについては、逃げるは恥ではないと思う。逃げて大事な命が救われるのであれば迷うことなく逃げてほしい。
生きていれば嫌なことは多々ありますし嬉しい出来事は少々なのかもしれませんが、親から授かった命を自分で終えることだけはやめてほしい。
ふとしたことから雑貨屋のメモ用紙をめくり見たことで、世の中の病みを見てしまったことがきっかけでここまで書いてみました。
僕自身、高校時代に身近な仲間を自殺というカタチで失ってしまい、自分だけでなく周りの大勢の方が悲しむ光景を見た経験があります。
今回その悲しい経験を少し思い出してしまったので、このようなことのない世の中であってほしいし悲しみを背負って生きていかなければいけない方々もこれ以上増えてほしくはないと願います。
そして…小さな試し書きのメモ用紙にはポジティブな言葉が至るところで所狭しとキラリと光る…
そんな明るさ溢れる世の中であってほしいなと思いました。
筆者の理想のメモ用紙…
お読み頂きありがとうございました。
ではまた。