『IWABLO』

どんっ!と構える岩のように

トゥルースリーパーになった日


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それは息子が生まれた日の晩のこと…

初めて3歳の娘と自分の2人だけの夜を過ごすこととなったのです。完全なるママっ子であった(今も)娘は、当然のことながら病院を出て車に乗り込んだ瞬間から寂しさのあまりに泣き出してしまいました。いわゆるギャン泣きってやつです。どんなに慰めの言葉を掛けても泣き止むことはありませんでした。

自宅へと帰ってきたのは午後10時頃でしたかね。娘をお風呂に入れるのを諦めて、すぐに寝る準備をし始めたのですが一向に泣き止む気配がなく、ずっと抱っこをしていました。

今まで当たり前のようにずっと傍にいたママがいなくなり、夕方と日曜日にだけ現れるパパと寝なくちゃいけない状況なのですから悲しむのも無理はありませんね。

寝る準備をして抱っこをし始めてから1時間ぐらい経ったのでしょうか?さすがに立っていることと腕が辛くなってきましたので、抱っこしたまま布団の上に座り込みました。

やっと寝たかな?と思い横に寝かせようとすると、起きてまた泣き出す… 

それを何回も繰り返しました。

自分も泣き出してしまいたい状況だったのですが、ひとつだけいい方法が浮かびました。

 

抱っこしたまま自分が敷き布団になればいいんじゃない?

 

そしてトゥルースリーパーのような優しさを持って試みた結果、奇跡的に僕の胸の上で眠りについてくれたのでした。

翌日からはママの状況を娘なりに理解したのか泣くこともなく過ごしてくれました。

トゥルースリーパーになれたのは後にも先にもこの日だけでしょうね…

 

 


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※記事更新メーター17になりました。

12月も折り返しましたが、何とか目標に向かって喰らいついています。

それではまた。