『IWABLO』

どんっ!と構える岩のように

蜜柑⇒搾る⇒OK・トマト⇒搾る⇒NG!!!!

人それぞれ1つや2つはお口に合わないものがある。

 

ワタシが子ども頃の“嫌いな食べ物筆頭格”であったのが皆さまご存じピーマンである。

あの緑々しい個体から発せられるインパクト大な苦味は大勢の子どもを苦しめ、見事嫌いな食べ物番付で横綱の地位を獲得した。

そんな中ワタシはというと

 

『苦くなんかないさ 苦いなんて嘘さ』

 

と 意地を張り、ピーマンへの苦手意識を自力で克服することに成功しました。

それにより『嫌いな物はない』と公言する 実に子どもらしくない日々を送っておりました。

 

それから時が過ぎ、思春期に少年から大人に変わる前の頃… 突如 その嫌いな物なし街頭真っしぐら人生が終焉を迎えることとなりました。

忘れもしない。修学旅行2日目の朝のことである。

 

その日のグッドモーニングブレックファーストはホテルの定番でもあるバイキング形式であった。好きな物を取り放題 食べ放題 散らかし放題なのである。

田舎から来た坊っちゃんたちには見たことないであろう食材のオンパレードで この機会に初めて食べたり飲んだりしてみようかなと好奇心で溢れていたに違いない。

そこでワタシは未知との遭遇となりました。

 

『あっ そういえばトマトジュースって飲んだことがなかったな』

 

確かに実家の冷蔵庫に入っていたことはない。そして トマト自体は好きでもなく嫌いでもない。好奇心が後押しした…

少年は大志を抱こうとしたのである。

トマトジュースは美味である と。

グラスにトマトジュースを注いだ。そして席に着くなり飢えた喉をトマトジュースが通る。

 

 

はぅ!なんだこれは・・・

 

衝撃的な不味さだったのである。あのプルんと張った新鮮なトマトからは想像つかないほどの 腐敗した液体がそこにあった。

とてもフレッシュトマトを搾ったものとは思えない。濃縮されて添加物を加えてあるのだろうか?

 

うっ… なんだこれ。

トマト腐ってんじゃね?

※腐ってはいない。一個人の感想です。

 

これがワタシのトマトジュースとのファーストインプレッションでした。

 

だが ここでひとつの疑問が浮上する。

蜜柑は搾っても“いつまでも変わらぬ愛を”届けてくれるのだが、トマトは搾ると "change your self”となってしまうのが納得いかない。

そこに “叶えてこその夢"などは微塵も感じられない。

もはや何を言っているのかもわからなくなってきたのですが とにかくトマトの変貌ぶりには驚きを隠せませんでした。

それから ウン10年・・・  トマトジュースという飲み物は飲めずにいます。

たぶん 世の中にはワタシのように

トマトは好きだけどトマトジュースは大嫌い

という方がちょっぴりいることを願い終了とさせていただきます。

 

 

【本日のまとめ】


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これで合ってますよね?

 

相変わらずだな似顔絵のレベル…

布袋さん 申し訳ありません。