昨今の実体なき銭払い文化の発展が著しいのだが、まだまだお札や小銭で支払うことが多々ある。
わたぴの場合は生活品の購入をクレカで支払うことが多いのだが、近所の某業務スーパーなどでは今だに現金払いのみという時代に逆らい続けている店舗も存在する。少し前に夕方のニュースで観たのだが、クレカ払いなどは手数料が掛かるのでお店にとっては現金のほうがいいとのこと。
最近ではセルフレジの発展に伴い自販機のように自らお金を精算するお店も増えてきた。非接触なので今の鎖国的時代には善きことなのか。
お金の支払いについて少し前というかだいぶ前から度々とある現象に悩まされていることに気づいたので一目していただきたい。
投入した諭吉が名残り惜しそうに帰ってくる
のである。再度入れては帰ってくる。
『いってらっしゃい〜 ただいま〜 早っ!』
の繰り返し。
原因はお札のシワによる読み取りミスだと思われるが、必死にピン札のようにシワを伸ばしてもダメ。
ならば諭吉を左顔(左吉)からではなく右顔(右吉)から入れてみたり、裏の孔雀みたいな不死鳥を左鳥からや右鳥からやと入れてみる。
それでもダメならふりだし(諭吉)に戻る。
そうこうしているうちにシワが改善されて納金完了。やっと安堵の息が漏れるのである。
これを月1のペースでもう何年も繰り返してきた。
もはや人生の3分の1ぐらいは諭吉と向き合ってきたと言っても過言ではない。だが代表作の学問のススメは未読であり、その時点でとっくに人生詰んでいたことに今さら気づいたが後の祭りってやつだ。
やはり学生のころは学問に励むべきだったのか…
今さらスマートキー(カード引き落としにするやつ)にするつもりもないのでこれからも諭吉と向き合っていこうと思う。
1回目で上手くいくとめっちゃ嬉しいからね。
諭吉がなくなるのに嬉しいって異常だよね