『IWABLO』

どんっ!と構える岩のように

純粋な心に待ち人来ず

マッチングアプリで知り合った方とお茶することになった。

コロナ禍で人と接する機会が大いに減った現代において、もはや出会いの欠片を見つけるスタンダードと言っても過言ではない。

別にコソコソとやる必要もないので書く。

 

人それぞれ様々な目的を抱えており、互いのフィーリングが合ったらマッチとなり、そこから駆け引きが始まる。

マッチングしたからと言って実際に会える保証はない。中にはメッセージのやりとりは疎か、即マッチ解除されたりアプリに蔓延る業者に当たることもある。

ジャーニーズばりのアイドルイケメンでなければかなり厳しい世界だ。ましてや中年おっさんなんて絶望しかない…

 

そんな中、いいかんじの方とマッチしてメッセージを重ねて電話するに至った。

それからとりあえずお茶でもすることになり、日にちと待ち合わせ場所、時間を約束した。

家からは少し遠いが初めなので相手にとって都合の良いカフェに決定。

 

 

結果としては会えなかった。

ドタキャンとかならまだしも電話も繋がらず、その後返信もない。

約束をしたので会ってどんな話をしようか?とかこっちの服のほうがいいかな?とか車で片道1時間越えたとか、全ての労力が無になったと確定したときの虚しさは正直心に響くものがある。

それと同時に自分にはまだ人を信じる純粋な心があったのだと感じた。

相手に何かしら心変わりがあったのだろうが、気軽にやり取り出来るマッチングアプリの現実を知ったのだった。

こういった経験も何かの糧になると思いたい

 


f:id:o-factory:20220322182402j:image