『IWABLO』

どんっ!と構える岩のように

止まっていた針を動かしたい

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気付けば2ヶ月が経っていた。

 

この2ヶ月は"働かなくていい"なんて気楽なものではなかった。何をする時でも常に"職を探さねば"という思いが頭から離れることがなかったと思う。

 

自分の思いとは裏腹に、探せば探すほどにどんどん狭まっていく選択肢と自らの意思。

 

不安な気持ちやどうすることも出来ない感情をランニングで発散させる日々…

 

いつもと同じルートの途中で、ふと立ち止まった。

見渡せば、眩しいくらいに光るゴルフ練習場と雲の隙間から見える星。

走るのをやめ、歩き出した。

悔しいぐらいに眩しいではないか。

自分が惨めに思えるほどに。

そして、気づいた。

自分の未来なんかよりも、家族の未来の方がよっぽど大事だということに。

自分の気持ちを優先していたがために、見失いかけていたことがあったんだ。

 

3社目の書類審査が受からなかった時に、何か吹っ切れたんです。

経験もセンスもない素人では難しい世界だったんです。

でも、ここで止まっている場合ではない。

次の面接が決まっていますので。

 

結局は、今まで生きてきたものづくりの世界に応募してしまった…

雇っていただけるのであれば、精一杯働こうと思います。

 

いつかまた挑戦する機会があれば、いいなと思う。でも今はやらなければいけないことがたくさんある。

"絶対に絵に携わるんだ"という、気持ちがずっと続いていれば、やるべきことに努力するはずです。

その思いが強ければ、必ずその日が訪れるはずです。

 

既に30も半ば。

止まっている場合ではないんです。