人には得意なことや不得意なことがあります。完璧な人なんて見たことありませんね。きっと見えないどこかにボロが存在しているはずです。
人より長けた所で周囲を魅了することもあれば、人よりも欠けたところをさらけ出すことによって人らしさを魅せることもあるかと思います。
長所も魅力。短所も魅力です。
みなさんは自分の良い所に気付いているでしょうか?他人から褒められることもあるでしょうか。
自分の耀ける部分を存分に活かして、毎日の生活を送っている方を僕はとても羨ましく思います。
なぜなら自分の活かし方や耀かし方がわからずに生きてきたからなんです。
自分に何が出来るのか。
何をすれば満足して暮らしていけるのか。
家族に良い思いをさせてあげられるのか。
自問自答を繰り返しています。
話は少し変わりますが、三年程前まで地域の消防団に入団していて一種のボランティア活動をしていた経験があります。仕事との両立をしながら、休日には訓練をしたり火事が起きた時にはポンプ車に乗って火事場へと向かうという貴重な体験をしました。
あの頃はちょうど仕事の方も忙しくて、家族との時間を割いたりプライベートの時間を割いたりと多忙な時期だったのですが、今振り返るととても充実していたなぁと思います。
火事場で見る本職の消防士の方の必死さや連携もカッコよく見えて
「なんで消防士になるという選択肢がなかったんかな 人の命に関わる誇りある職業なのにな…」
なんて思ってしまったりしたものです。
そういうことからして、夢を持つというきっかけは実は単純だったりするのかな…
自分を耀かせる場を探す日々が続いています。
夕日が沈みはじめ、辺りが徐々に暗闇となってきました。 うっすらと月の煌めきが見え、道の先から車の灯りが徐々に大きくなっていきます。
大きく…そして眩しく光りたいとは思わない。
月のように目立つ存在でなくていい。
無数にある小さく煌めくひとつの星のようでありたい。
限りある時間の中で、自問自答を繰り返す日々が続きます。
答えが出ることを信じて…