人生とは何だ…
あなたがもし、こう質問されたのならどう答えるでしょうか?
そしてすぐに答えが出るのでしょうか…
その人の生き様が答えとなるのでしょうが、そこまでの道程には実に沢山の経験があってすぐに答えが出ない方もいると思います。
とても深い質問ですね。
昨日ふとテレビを見ていた時に出てきたお題だったのですが、答える人によって実に様々な答えが出ていて、自分はどうなのかな?と考えながらしばらく画面を見ていました。
人生か…
僕が質問されたとしたら、おそらく茨の道と答えていると思います。どちらかというと今までの生涯を振り返って答える方が多いと思うのですが、僕の場合はこの先のことを考えての答えを出しますね。
おじさんへの仲間入りとなるみそじを早3年過ごし、下手したらいつ死んでもおかしくない歳頃となりました。ブログ名こそ茨の道となっていますが、今日までは特に波瀾万丈というわけでもなく、ごく平凡な日々を過ごしてきました。 でもここから先の人生は苦難の連続であるという思いがとても強いです。
そう思う理由として、まずはこれからの社会についてです。人口の大半が高齢者となり、支えてもらう側が増えることにより支える側の負担がどんどん増えていくことが目に見えているからです。年金なんて僕らが貰う時には制度そのものすらなくなっている可能性も十分にありますし、少額の年金を頂いたところで生活していくことも厳しいかと思います。支える側の働き方も多種多様化し、働かない人すらも認められる世の中となりました。 これでは税収アップは見込めませんね。
国を仕切る政治家の考えが変わるなんてとても期待できないのが現状。僕らに出来ることは与えられた選挙権をちゃんと投票することぐらいしかできませんね。あのお偉いさん達がほんのちょっと身を切る気持ちがあるのならば、未来へのひかりは多少見えてくるのになぁ。
苦難の道である理由その2は仕事についてですね。 お金がどうこうという問題ではないのですが公務員ではないので一生安泰ではなく、このまま今の環境や職場で引退することは99.9%ないからです。 残りの0,1%は自分が経営者として会社を存続させるという道です。 変革の時が来た時に今僕が抱えている30年以上残っているマイホームローンとは別に、会社を経営していく為の借金を背負うだけの覚悟があるのか? 現状ではそこまでの覚悟がないのですが会社を存続させるために必死になっているのは事実です。
職を変えるとしても「これで食っていくんだ!」という天職は見つかっていません。
まぁこんなこと言ってても明るい未来はないか…
考えれば考える程、茨の道が思い浮かんでくる。地面に無数に這う茨の木と棘が頭を覆いつくす。 そしてその上を裸足の僕が苦しみながら一歩、また一歩とじわりじわりと進んでいく。
そんな状況でもあちらこちらではひっそりと咲く茨の花があるのだと僕は願いたい。
苦しみ道中にあるちょっとした嬉しい出来事に感謝しながら、ゆっくりゆっくりと自分のペースで進みたいと思う。
そして歳を取り老いぼれじいさんになった頃に、「あなたにとって人生とは何ですか?」と聞かれたとしたら
「やっぱり茨の道だったよ!」 ハッハッハ
と、笑いながら答えられたならどれだけ幸せだろうかと思う。