はい!こんにちは~ お~ふぁくとりーです。
またまたタイトルでほぼ完結してしまうお話を書いてしまいました。タイトルでお分かりだと思いますのでこれで失礼させていただきます。それではまた(←お時間がある方はぜひ残りの1割お読みくださいませ)
あれはあっけなく終わりを告げた高校3年の球児夏の後に起きた"あまりにもお恥かしい"出来事でした。
部活が終わり、残る高校生活の内に決めなければいけないことが進路でした。
特にキャンパスライフに憧れがあるワケでもなく、ましてや大学に行く学力がなかった僕に残された道は就職ぐらいしかありませんでした。
就職するにも目指すものが何もなかったどーしよーもない坊主でしたが、昔から物を作るのがちょっぴり好きでしたので製造業で探してみることになりました。
部活を続けていたことと、スポーツばかりやってるクソ野郎どもだけのクラスの中では真面目に勉強していたこともあり、学内では1、2を争う一流企業への挑戦権を与えてもらえることとなりました。
県内の企業とはいえ電車やバスを乗り継いで片道2時間は掛かる距離でした。
行くのはもちろん1人で…
心細いったらありゃしないですよね。
普段から電車やバスなんて乗る機会もなかったのに見知らぬ街へとひとりで向かうのですから。もぅドキドキもんでした。
『乗り間違えて遅刻したらどうしよ・・・』
とか
『試験上手くいくかな・・・』
とかでね。
そんな状態でしたので当日はおろか前日の夜も落ち着かなくて熟睡出来なかったのでした。
心臓バクバク体はガチガチのロボットみたいな坊主ですが、事前の下調べ通りに電車を乗り継ぎましていよいよ決戦の地へと降り立ちました。
あまりにも緊張していたので『これではいけない』と思った僕はコンビニでジュースと昼食を買うことにしました。
色々と品定めしてはいるものの頭の中は
"就職試験!!!!"
で埋め尽くされていたことと思います。
"思考回路はショート寸前"とは正にこのことなのだと今更ながらに振り返りましたが、そんな余裕がなかった坊主ロボはとりあえず何点かを手に取りレジへと向かいました。
この頃には自分が何をしているのかも定かではない状態だったと思われます。
次の瞬間…
『は・い???』
なんと買い物するためにコンビニ来たのに買った物を受け取らずに店を出ようとしてしまったのです!とにかく恥ずかしい!!
緊張していたとはいえ買った物を受けとるというどんな猿でも出来そうなことすら出来なかったのです!いやぁ~穴があったらすぐにでも入りたいとはこのこと!!
こんな何も見えていない状態でしたので、試験の結果は言うまでもなく不合格でした。
高校3年にして挫折を味わい、その後も波乱の道を歩むこととなったのでした。
先日、家族で出掛けた際に久しぶりにその企業の近くを車で通ったのですが
『この会社に受かってたらどうなってたんだろな?まっ どうせこんな自分だから2,3年で辞めてただろうなw』
とジョーダン混じりに家族に話せる今であり、ほんと良かったと思ったのでした。
一流企業に入社することだけが人生じゃないもんね♪
それではまた。