先日、少し遠出をした。
普段は出来る限り高速道路を使うことを避けてお金を浮かせたい主義なのだが、同乗者がいるときは時間を優先するようにしている。
遠出の目的は仕事ではなくて観光や遊び。
日中に遊び回り、夕方に帰宅開始するのがほとんどである。行きは心が浮ついているからなのか眠気を感じないのだが帰りは疲れが出てきて間違いなく睡魔に襲われる。
事故を起こしてはこの世の別れに限りなく近づいてしまうので眠気が来たらパーキングで休憩することを推奨されている。
だが少しでも早く帰りたい気持ちもあるし、パーキングで爆睡しない限り一定の感覚でやつら(睡魔)がやって来ることを熟知しているので睡魔に抗う方法を考えながら運転していた。
いくつかの候補が上がった。
その1、コーヒーを飲む。
カフェインを摂ると眠れなくなるって聞いたことがあったので飲んだがこの日は効果を得られなかった。
微糖をチョイスしたからかな?
その2、眠気スッキリガムを噛む。
残念ながら車中には存在しておらず試す術がなかった。
噛むと脳に刺激がいくので効果あるかもしれない。
その3、痛みによる刺激を与える。
これは準備物なく手軽に行える。シンプルに頬や太ももを抓りあげて痛みで脳を覚醒させる手段である。
一瞬の効果は得られるがドMでないかぎり続けるのは辛い方法である。
その4、同乗者にひたすら話し掛けてもらう。
同乗者も一日を共にしているので疲れてるのは同じ。
むしろ助手席のほうが睡魔に抗えないかもしれない。
ただ話のキャッチボールはかなり効果的である。
以上のような方法を思い浮かべ欠伸で涙目しながら運転していたのだが高速を降りて家の近くまで来たところで今日イチの効果を得た方法がみつかった。
"尿意"
である。それがやってくるとやつら(睡魔)は大人しく引き下がっていった。もう頭の中は
「はやくお花畑にいきたい!」でいっぱいになるのである。そして限界が近づくと体を小刻みに震わせるようになり放出の危機を耐え忍ぶのでより効果的である。
この尿意の元はコーヒーによるカフェインであることを否めないので、結果コーヒーの摂取が総合優勝となったことをご報告いたします。
※個人差あり
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